【リペア】シバキストさんストラト他
【リペア】なっくんストラト
メイプルダボ
スキャロップ
ルミンレイ
たっくんさんのストラト、指板Rを305に変更してから22Fの溝切りしました。

元々、指板材の厚さがそれほど厚くなかったのと、トラスロッドエンド部との関係でツバ出し部が厚く出来ないので、一般部よりも溝を浅くして、その分、フレットの脚を短くしておきます。

ポジションマークをアバロンに変更するんだけど、元々が6.5mmΦで、アバロンが6mmなのでエポキシにローズ粉混ぜて接着~。

研磨してなんとかなりました~!

ネックが左利き用なので、サイドポジションも入れるんだけど、表題のルミンレイってやつ、初めて使ってみました~


蓄光させるとかなり長い時間、怪しく光ってます!
次はスキャロップです。いわゆるリッチータイプで、1~4弦くらいまでカバー。
フレット際になるにつれて深くなるタイプです。
指板の厚さも考えて1.5mm程度の浅めな感じにします。
フレット打つ前にラインテープで疑似フレット貼って、深さや範囲の定規にしながらやっていきます~!

まぁとにかくこればっかりは全部手作業、感覚頼りなので時間がすごくかかります・・・

にこジジさんのレスぺはいよいよRSConversionsから発送の連絡が来たので、トレモロザグリをすすめてます!


元々、指板材の厚さがそれほど厚くなかったのと、トラスロッドエンド部との関係でツバ出し部が厚く出来ないので、一般部よりも溝を浅くして、その分、フレットの脚を短くしておきます。

ポジションマークをアバロンに変更するんだけど、元々が6.5mmΦで、アバロンが6mmなのでエポキシにローズ粉混ぜて接着~。

研磨してなんとかなりました~!

ネックが左利き用なので、サイドポジションも入れるんだけど、表題のルミンレイってやつ、初めて使ってみました~


蓄光させるとかなり長い時間、怪しく光ってます!
次はスキャロップです。いわゆるリッチータイプで、1~4弦くらいまでカバー。
フレット際になるにつれて深くなるタイプです。
指板の厚さも考えて1.5mm程度の浅めな感じにします。
フレット打つ前にラインテープで疑似フレット貼って、深さや範囲の定規にしながらやっていきます~!

まぁとにかくこればっかりは全部手作業、感覚頼りなので時間がすごくかかります・・・

にこジジさんのレスぺはいよいよRSConversionsから発送の連絡が来たので、トレモロザグリをすすめてます!

ツバ出し
【リペア】たっくんさんストラト
たっくんさんより、ストラトのフレット交換他を承りました~。

ビンストボディとJapanネックです。
フレット交換、指板Rを14インチRに、スキャロップ、22フレット追加、ブラスナット、インレイ交換、サイドドットをルミンレイに、ヘッド面をマッチングヘッドに・・・となかなか作業内容が多いです。
まずはフレット抜いて、21Fの指板をノコでカットしてから研磨して整えます。


この後はローズウッドを整形して接着ですね~。
にこジジさんのレスぺはPUの最終高さを計算して、それに合った厚さの埋め木をPUキャビティに接着。
さらにマホ板でトレモロ部のフサギもやりました(ここは最終的にPGで隠れます)。

RSConversionsのパーツはまだ発送されてないけど、前回テンプレで使ったスイッチサブプレートを透明アクリル板で複製しました。

元のプレートはスイッチ穴の精度がいまいちだったり、板の肉残りが少ない部分が多く、ビスを締めると割れてしまうのでその辺を改良したプレートを作成しました。

ビンストボディとJapanネックです。
フレット交換、指板Rを14インチRに、スキャロップ、22フレット追加、ブラスナット、インレイ交換、サイドドットをルミンレイに、ヘッド面をマッチングヘッドに・・・となかなか作業内容が多いです。
まずはフレット抜いて、21Fの指板をノコでカットしてから研磨して整えます。


この後はローズウッドを整形して接着ですね~。
にこジジさんのレスぺはPUの最終高さを計算して、それに合った厚さの埋め木をPUキャビティに接着。
さらにマホ板でトレモロ部のフサギもやりました(ここは最終的にPGで隠れます)。

RSConversionsのパーツはまだ発送されてないけど、前回テンプレで使ったスイッチサブプレートを透明アクリル板で複製しました。

元のプレートはスイッチ穴の精度がいまいちだったり、板の肉残りが少ない部分が多く、ビスを締めると割れてしまうのでその辺を改良したプレートを作成しました。
マスキングシート
ウレタンクリア
【リペア】にこジジさんレスぺ
ブライ・アンさんレスぺ完了~!
ブライ・アンさんレスぺ、トレモロのナイフエッジ部品から引っ張ってきたアースワイヤをキャビティにラグで固定しました。

回路も配線完了です!

メインのピックガード裏のシールドは、今回銅箔をスイッチプレートに使ったので、同じやつで~!

バックパネルは弦通しの穴は不要なので、Fixなプレートを作成しました。

ペグボタンとロッドカバーも交換です。

トレモロ機構のフタはビス1本で止める仕組みなんだけど、これだとクルクル動いてしまうので、ちょっとした工夫をしてみました。

よ~く見るとフタの両脇に小さな突起が見えるけど、フタと同じ材料の小さなピースを溶着してみました。
位置はテンプレートに合わせれば完璧ですね~!

つまりこういう事です。
これならクルクル回りませんね~!
ピックアップはシリコンチューブをかませてビス止めです!

これならメインのピックガードさえ外せばPUの高さが簡単に変えられます。
最終の弦は例の金色のやつを張るんだけど、あれ、お値段がお高い(笑)ので、調整には普通の弦を張ってます。
最後にメインのピックガードのPUリングを張り付けて完成!




完璧じゃないでしょうかぁ~!!
試奏する時、ジャックが劣化していてガリだらけだったので、交換します。
試奏動画は調整も含めて弾いたので各部が未完成の時です~。
ブライ・アンさん、大変長らくお待たせしました!
ジャック交換、クリーニング、弦交換が終われば発送いたします~!
いろいろとありがとうございました!

回路も配線完了です!

メインのピックガード裏のシールドは、今回銅箔をスイッチプレートに使ったので、同じやつで~!

バックパネルは弦通しの穴は不要なので、Fixなプレートを作成しました。

ペグボタンとロッドカバーも交換です。

トレモロ機構のフタはビス1本で止める仕組みなんだけど、これだとクルクル動いてしまうので、ちょっとした工夫をしてみました。

よ~く見るとフタの両脇に小さな突起が見えるけど、フタと同じ材料の小さなピースを溶着してみました。
位置はテンプレートに合わせれば完璧ですね~!

つまりこういう事です。
これならクルクル回りませんね~!
ピックアップはシリコンチューブをかませてビス止めです!

これならメインのピックガードさえ外せばPUの高さが簡単に変えられます。
最終の弦は例の金色のやつを張るんだけど、あれ、お値段がお高い(笑)ので、調整には普通の弦を張ってます。
最後にメインのピックガードのPUリングを張り付けて完成!




完璧じゃないでしょうかぁ~!!
試奏する時、ジャックが劣化していてガリだらけだったので、交換します。
試奏動画は調整も含めて弾いたので各部が未完成の時です~。
ブライ・アンさん、大変長らくお待たせしました!
ジャック交換、クリーニング、弦交換が終われば発送いたします~!
いろいろとありがとうございました!
下穴開け
ブライ・アンさんのレスぺ、スイッチプレートを取付ける為のビス用支柱を接着しました。

一番上の支柱はピックガード用です(1本だけボディ面と同一面になってますね)。
トレモロの位置を決定して、オクターブが合うようにブリッジの位置を決めます。
ブリッジの位置が決まれば、ブリッジ下の小さなピックガードの位置が決まるので、それに合わせてメインのピックガード位置を決めます。
それに合うようにスイッチプレートの位置を決めて、初めてこの支柱の位置が決まります。
これら、全ての位置が決まれば、ピックアップの位置が決まるので、そこでようやくPUビス用の下穴が開けられます。
こうやって全ての位置決めが出来、ビスの下穴も全部開けたので、ようやくドータイトが塗布出来ました~!

なんせレスぺをコンヴァージョンする事が初めてなので、RSConversionsの膨大な写真を調査したり、レスぺマニアさん達の記事を色々と拝見したり、納まりを理解、分析し、計画をたてて作図や治具製作、さらに特殊工具の発注等、とにかくここまでが長い道のりでした~!!
RSConversionsのレスぺは本物にいかに近づけるか・・・という部分が大きいので、キャビティ内部等、若干無駄な仕様も再現されてるんだけど、今回は見た目はドンズバにするけど、使い勝手がよくなるように色々とアレンジはしてます。

一番上の支柱はピックガード用です(1本だけボディ面と同一面になってますね)。
トレモロの位置を決定して、オクターブが合うようにブリッジの位置を決めます。
ブリッジの位置が決まれば、ブリッジ下の小さなピックガードの位置が決まるので、それに合わせてメインのピックガード位置を決めます。
それに合うようにスイッチプレートの位置を決めて、初めてこの支柱の位置が決まります。
これら、全ての位置が決まれば、ピックアップの位置が決まるので、そこでようやくPUビス用の下穴が開けられます。
こうやって全ての位置決めが出来、ビスの下穴も全部開けたので、ようやくドータイトが塗布出来ました~!

なんせレスぺをコンヴァージョンする事が初めてなので、RSConversionsの膨大な写真を調査したり、レスぺマニアさん達の記事を色々と拝見したり、納まりを理解、分析し、計画をたてて作図や治具製作、さらに特殊工具の発注等、とにかくここまでが長い道のりでした~!!
RSConversionsのレスぺは本物にいかに近づけるか・・・という部分が大きいので、キャビティ内部等、若干無駄な仕様も再現されてるんだけど、今回は見た目はドンズバにするけど、使い勝手がよくなるように色々とアレンジはしてます。
コンヴァージョン部品到着
ブライ・アンさんのレスぺ、RSConversionsから部品が到着しました!

スイッチを取付けるサブピックガードというか、スイッチプレートというか・・・この部品の精度がいまいちだったので、透明の3mm厚さ塩ビ板で複製して修正しました。

銅箔は粘着層も導電性なので重ね貼りで良いんだけど、銅箔だから半田付け出来るなぁ~と思って(笑)

トレモロの特徴的なザグりの為に、プレートから逆算で図面書きました。

MDF4mmでテンプレート作って、フォスナービットで粗取り!

なかなか良い感じでザグれました。このザグりの難易度は結構高いです。


レスぺはブリッジが乗るピックガードから銅箔でアースを取ってるようだけど、この際、このナイフエッジ部品からアースを取ります!

ナイフエッジ部品はラチェットドライバじゃないと取付不可能です(笑)

トレモロのバネ調整用穴も無事に貫通。

トレモロがきちんと納まりました!

ピックガードに合わせてミドルとブリッジPUのザグりを拡張しました。
ブリッジPUのビス穴が微妙な位置になりそうだったので10Φ棒で埋め木。


スイッチを取付けるサブピックガードというか、スイッチプレートというか・・・この部品の精度がいまいちだったので、透明の3mm厚さ塩ビ板で複製して修正しました。

銅箔は粘着層も導電性なので重ね貼りで良いんだけど、銅箔だから半田付け出来るなぁ~と思って(笑)

トレモロの特徴的なザグりの為に、プレートから逆算で図面書きました。

MDF4mmでテンプレート作って、フォスナービットで粗取り!

なかなか良い感じでザグれました。このザグりの難易度は結構高いです。


レスぺはブリッジが乗るピックガードから銅箔でアースを取ってるようだけど、この際、このナイフエッジ部品からアースを取ります!

ナイフエッジ部品はラチェットドライバじゃないと取付不可能です(笑)

トレモロのバネ調整用穴も無事に貫通。

トレモロがきちんと納まりました!

ピックガードに合わせてミドルとブリッジPUのザグりを拡張しました。
ブリッジPUのビス穴が微妙な位置になりそうだったので10Φ棒で埋め木。

センターライン
ブライ・アンさんのレスぺ、PUキャビティの上げ底完了です。

この後、RSConversionsからピックガードやトレモロセットが到着すれば、ボディの各部をザグる作業が出てくるので、保護と墨出しのためにボディ面全体にマスキングシートを貼ります。
で、今後も重要になるセンターラインをPEライン使って割り出します~!

PEラインは釣りだけじゃなく色々と役立ちます~!
ネック側面のラインを延長した線も合わせて確認の為に隅出ししてます。
で、エンドピンの位置がセンターから若干ズレてたので、一旦埋め木しておきます。
トレモロのスプリング調整の為に、このエンドピンの両脇に穴を開けるので、センターからズレてると見た目も良くないので・・・


この後、RSConversionsからピックガードやトレモロセットが到着すれば、ボディの各部をザグる作業が出てくるので、保護と墨出しのためにボディ面全体にマスキングシートを貼ります。
で、今後も重要になるセンターラインをPEライン使って割り出します~!

PEラインは釣りだけじゃなく色々と役立ちます~!
ネック側面のラインを延長した線も合わせて確認の為に隅出ししてます。
で、エンドピンの位置がセンターから若干ズレてたので、一旦埋め木しておきます。
トレモロのスプリング調整の為に、このエンドピンの両脇に穴を開けるので、センターからズレてると見た目も良くないので・・・

上げ底
ブライ・アンさんのレスぺ、着色済の指板に2液ウレタンクリアを7発吹いて仕上げました。

硬化してからフレットの塗装落としします。
レスぺはPU直付けのようでして・・・現状のPUキャビティ深さが19㎜あるのと、PUビス部がさらに深くザグってあってこのままでは直付け出来ないのと、直付けといってもガチガチに固定しちゃうと高さ調整が極端に難しくなるので、いつものシリコンチューブを介してボディにビス止めしようと思います。
そこで7㎜厚のメイプル板を切り出してキャビティ底面に接着固定すれば5㎜程度のクリアランスが出来て丁度良いんじゃないかと。
まずはトレモロのアンカー抜いて、埋め木しまして~

PUキャビティの底面の導電塗料と塗膜を剥がしました。
トレモロの穴はメイプル板でフタをするので、側面を研磨!

底上げのメイプル板を接着~! トレモロ穴もフタ接着完了です。この部分はピックガードで隠れるので仕上はこのままでOKです。

BMG SPECIALのPU位置はレスぺとはかなり違って、RSConversionsのピックガードが到着しないと正確な位置が出せないので、特にブリッジPUのキャビティは拡張しないといけないんだけど、この底上げの深さで拡張すれば丁度良くなる予定です!

硬化してからフレットの塗装落としします。
レスぺはPU直付けのようでして・・・現状のPUキャビティ深さが19㎜あるのと、PUビス部がさらに深くザグってあってこのままでは直付け出来ないのと、直付けといってもガチガチに固定しちゃうと高さ調整が極端に難しくなるので、いつものシリコンチューブを介してボディにビス止めしようと思います。
そこで7㎜厚のメイプル板を切り出してキャビティ底面に接着固定すれば5㎜程度のクリアランスが出来て丁度良いんじゃないかと。
まずはトレモロのアンカー抜いて、埋め木しまして~

PUキャビティの底面の導電塗料と塗膜を剥がしました。
トレモロの穴はメイプル板でフタをするので、側面を研磨!

底上げのメイプル板を接着~! トレモロ穴もフタ接着完了です。この部分はピックガードで隠れるので仕上はこのままでOKです。

BMG SPECIALのPU位置はレスぺとはかなり違って、RSConversionsのピックガードが到着しないと正確な位置が出せないので、特にブリッジPUのキャビティは拡張しないといけないんだけど、この底上げの深さで拡張すれば丁度良くなる予定です!
ブライアン・メイ、レッドスペシャル
【リペア】ノブさんストラト
以前、フェルナンデスのリペアでお世話になったノブさんより、CoolZのストラトリペア承りました~!

ブリッジをGOTOHのNS510に交換。PUはリアをGOTOHのTwin-Railに交換。
さらにペグをGOTOHのマグナムロックに交換します!
ジャックはPureToneジャックに交換。
アームアップ時に3弦で1.5音アップできるようにというご希望だったので、ネックポケットにメイプル突板シムを施して、サドルを目いっぱい上げます。
まずは6点支持の穴埋めとタッチアップ!

9.8φでスタッドアンカーの穴を正確に開けてアンカーを打ち込みます!
いつものようにM6ボルト使って~

アームハウジングが当たる部分と、ボディの庇がイナーシャブロックに当たる部分も斜めに研磨!
これやるだけでもアームダウンの量が大幅アップします。

ペグ交換と、ストリングガイドも筒型のやつに交換~!

ネックポケットのメイプル突板シムも研磨して~

PUも交換完了です!
CoolZにありがちなピックガード保護フィルム貼ったままポットのナット締め付ける~!の影響でツマミを回すとカシャカシャと音がするので、ツマミ外してきれいにカットしておきました!

ネックの反り、オクターブ、その他すべての調整も完了です!
ノブさん今回もいろいろとありがとうございました!!

ブリッジをGOTOHのNS510に交換。PUはリアをGOTOHのTwin-Railに交換。
さらにペグをGOTOHのマグナムロックに交換します!
ジャックはPureToneジャックに交換。
アームアップ時に3弦で1.5音アップできるようにというご希望だったので、ネックポケットにメイプル突板シムを施して、サドルを目いっぱい上げます。
まずは6点支持の穴埋めとタッチアップ!

9.8φでスタッドアンカーの穴を正確に開けてアンカーを打ち込みます!
いつものようにM6ボルト使って~

アームハウジングが当たる部分と、ボディの庇がイナーシャブロックに当たる部分も斜めに研磨!
これやるだけでもアームダウンの量が大幅アップします。

ペグ交換と、ストリングガイドも筒型のやつに交換~!

ネックポケットのメイプル突板シムも研磨して~

PUも交換完了です!
CoolZにありがちなピックガード保護フィルム貼ったままポットのナット締め付ける~!の影響でツマミを回すとカシャカシャと音がするので、ツマミ外してきれいにカットしておきました!

ネックの反り、オクターブ、その他すべての調整も完了です!
ノブさん今回もいろいろとありがとうございました!!